油中ガス分析

トップレベルの異常診断技術

■変圧器の内部異常を早期に発見!

油中ガス分析による変圧器診断の概要

油入電気機器の内部で何らかの異常が発生すると、異常の様相ごとに特異的なガスが発生し、油中に溶解することが以前から知られています。

「油中ガス分析」による異常診断は、油入電気機器から絶縁油を採取し、油中溶存ガスを抽出・分析して運転中の油入電気機器の内部異常を早期に検知する技術です。

熱分解しガスが発生、

ガスが絶縁油に溶解

絶縁油の採取および分析

ガスの種類、発生量などにより

異常の有無を判定

当社ではアセチレンを検出した場合、正式な報告書の発行を待たずに、FAXまたはメールで速報致します。

様相診断

■油中ガス分析の判定基準

判定レベル

判定基準(単位:ppm)

分析周期(推奨)

要注意Ⅰ

水素

H2

1回/6ヶ月

メタン

CH4

エタン

C2H6

エチレン

C2H4

アセチレン

C2H2

一酸化炭素

CO

可燃性ガス総量

TCG

400

100

10

150

0.1※

300

500

要注意Ⅱ

① C2H2 0.5

② C2H4 10 かつ TCG 500

1回/3ヶ月

異  常

① C2H2 5

② C2H4 100 かつ TCG 700

③ C2H4 100 かつ TCG増加量 70ppm/月

1回/1ヶ月

※当社では初期異常の早期発見の観点から、C2H2については0.10~0.49ppmを要注意Ⅰレベルとしています。

「電気協同研究 第65巻 第1号より」

CSC関西認証取得準備中

■様相診断

異常診断図による診断は、各ガス成分の組成比(C2H2/C2H6、C2H4/C2H6

に基づいた診断図を用い異常の様相を評価します。

異常診断図Bは、電力用変圧器の不具合事例を現象別に区分したものです。

診断方法として最も使われており、右にいくほど熱的に、上に行くほどエネルギー的に危険度が増します。

■異常診断図B(電気協同研究 第65巻 第1号より)

過熱 中(300~700℃)

過熱 低(300℃以下)

過熱 高(700℃超)

LTC絶縁油混入範囲

アーク放電

(高エネルギー放電)

放 電

(中エネルギー放電)

部分放電

(低エネルギー放電)

1000

100

10

1

0.1

0.01

0.001

1000

100

10

1

0.1

0.01

4

C2H2/C2H6

C2H4/C2H6

700℃超の過熱

あるいは過熱+放電

■分析実績

年間 約8000試料、累計 約38.2万件 (2015年3月現在)

■変圧器内部の不具合事象

・コイルの溶断

・接触部の過熱・変色

・リード接続部 絶縁紙の黒化

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