【口頭発表】加振試験による油入変圧器シール材劣化評価条件の最適化

<概要>
当社では、油入変圧器バタフライ弁に使用されているシール材の劣化評価手法の開発を進めています。これまでの調査の結果、シール材の劣化状態は、機器ごとに異なっており、経年数だけでは判断できないことがわかりました。しかし、機器からシール材を採取することは困難であり、外部診断で評価できる手法は報告されていないため、当社では、構造物の強度評価に用いられる加振試験によって、シール材の劣化評価に適用する検討を進めております。本発表では、稼働中機器への加振試験を適用するにあたり、加振やセンサー位置などの試験条件の最適化を実験モード解析により検討した結果を報告しました。

令和3年電気学会電力・エネルギー部門大会(2021年8月)にて発表。

タイトル:
「加振試験による油入変圧器シール材劣化評価条件の最適化」
著者:
佐藤学, 後藤隆行, 小西義則(ユカインダストリーズ)
柳拓也(東北電力)

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