【口頭発表】油中BTEX測定による油入電気機器異常診断に関する検討

<概要>
油入電気機器の異常診断(特に異常過熱と放電)の指標には、アセチレンが用いられてきた。しかしアセチレンは、放電、過熱いずれによっても生成するため、水素、エチレン、エタンなど、他の分解精製ガスとの比率で診断が行われている。またアセチレンは銅と反応して油中濃度が低下するため、正確に変圧器内部の状態を把握できるとは限らない点が指摘されている。さらに検出が困難なレベルの放電もあり、より検出が容易な指標成分が望まれている。

LTCの接点切り替えにおけるアーク発生においてベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン(BTEX)が生成し、特にベンゼンおよびトルエンの生成量が交換電流とスイッチング回数に比例することが報告されている。

著者らは、放電時に生成する安定な成分としてBTEXに着目し、放電の携帯、過熱温度に夜BTEXの生成への影響を検討し、油中分布と生成量が放電・過熱の携帯と条件によって異なり、診断に適用できる可能性を見出したので報告する。

2007年9月に開催された平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会にて発表。

タイトル:
「油中BTEX測定による油入電気機器異常診断に関する検討」
著者:
佐藤学, 松永充史(ユカインダストリーズ)

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