【論文】エステル系絶縁油中部分放電ならびにアーク放電で生成される分解ガス特性について

<論文概要>

エステル油入変圧器に油中ガス分析による異常診断法を適用するために、3種類のエステル油(PFAE、FR3、MIDEL7131)中で部分放電やアーク放電を発生させた際に発生するガスの特性を調査した。油中で放電させるための電極を設置した実験装置を作成し、ここに高電圧を印加してエステル油中で放電を発生させた。放電後の油を採取し、ガスクロマトグラフィーで分析することで放電によって発生したガスを求めた。さらに実験結果のガス発生とこれまで報告があった油中での過熱や放電の実験結果から、それぞれのエステル油に対する異常診断手法を提案した。

「エステル系絶縁油中部分放電ならびにアーク放電で生成される分解ガス特性について」
電気学会論文誌A(基礎・材料・共通部門誌)Vol.141 No.3 pp.185-196(J-Stage)

著者:
加藤雅道(ユカインダストリーズ)
松本聡(芝浦工業大学)

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