【口頭発表】油中繊維測定による変圧器劣化診断法の開発 その2

<概要>
絶縁油中繊維を測定して変圧器の劣化度を診断する技術の開発をしている。約20台の変圧器から絶縁油を採取し、ろ過して油中繊維を取り出して、それらの分散色分布を測定し、数値処理して劣化度を診断する指標を計算した。それら変圧器を解体して求めたコイル絶縁紙最低平均重合度と劣化度診断指標との相関を評価することにより、既存の劣化生成物による変圧器劣化度診断法(CO2+CO法、フルフラール法)と診断精度を比較した。その結果、本研究で考案した診断手法は、既存劣化診断法と同等かそれ以上の精度を有することが分かった。

関連:油中繊維測定による変圧器劣化診断法の開発 その1

平成25年電気学会 電力・エネルギー部門大会(2013年8月)にて発表。

タイトル:
「油中繊維測定による変圧器劣化診断法の開発 その2」
著者:
加藤雅道,  小西義則(ユカインダストリーズ)
吉田昌展,  内田克己(中部電力)

 

詳しい内容については、当社営業部までお問合せください。

お問い合わせ

ユカインダストリーズへのお問い合わせ・資料請求のご依頼は、お電話もしくはメールフォームより承っております。 お気軽にお問い合わせください。

03-5741-1721(営業部)

お問い合わせ受付時間:8:30~17:30
定休日:土・日・祝日

関連記事