学会発表

【論文】油中フラン類による耐熱紙使用油入変圧器の経年劣化度診断

電気学会 電力・エネルギー部門誌 2026年2月号に論文“油中フラン類による耐熱紙使用油入変圧器の経年劣化度診断”が掲載されました。(富士電機株式会社殿との連名)本論文は昨年9月に開催された電力・エネルギー部門大会において発表したもので、査読を経て採択された論文がB部門大会特集号である本号に掲載されています。

<要旨>
近年、巻紙に耐熱紙を使用する変圧器が増加している。これに伴い,耐熱紙を使用した変圧器の経年劣化診断のための新たな診断手法の開発が望まれている。本研究では、耐熱紙の熱劣化による平均重合度の低下とフラン類の生成量の関係を調査した。検討の結果、フラン類の生成量は平均重合度の低下と相関があることがわかり、フラン類は耐熱紙の経年劣化指標と成り得ることを確認した。また、フラン類の生成比から劣化状態の推定他が可能であることが示唆された。